被虐待児ですがなにか

生きにくさを抱えた人間の日常。とどけ平凡。

どういう感情が正常なのか

養父からの性的虐待が主な虐待項目ですが、暴力も少しだけありました。ほんのすこし。

その中でも印象に残っているのが床を引きずり回されたことと、サバイバルナイフを畳に刺して「これで俺を刺せ」と言われたこと。

まあ私を刺そうとしたのでなくてまだいいんですが、怖いのは怖かったです。刃物ですから。必死に嫌だと横に首を振ってました。気持ちでは必死でも、首をふるのは鈍かったかな。頭のなかにあるのは嫌に冷静な「ここで刺したら犯罪」というのと「ここで刺したら血で汚れる」というものでした。刺したい気持ちはなかった……のかはわかりません。すこしはあったかもしれない。嫌なことをたくさんされてきて、憎む気持ちはあったでしょうし。でも恐怖のほうがより強い。恐怖で憎しみも覆い隠されている感じです。距離を取って、実家と絶縁して、養父と離縁して、カウンセリングを受けて、ようやく怒りや憎しみを自覚できる感じでした。

何よりも恐怖が強くて、その恐怖は今もそこここで顔を出します。日常生活に支障あるのは勘弁してもらいたい。

そうそう、サバイバルナイフは錆びていたのを覚えています。こんな錆びたナイフでは致命傷を与えられないと思ったかもしれない。あやふや。色々な思考がぐるぐるまわっていたのは知っています。どうやって切り抜けたのかの記憶はちょっと思い出せません。